こころの見守り隊「ゲートキーパー・クルー養成講座」

岐阜県委託事業「こころの見守り隊推進事業」

参加者募集

我が国では平成10年から14年連続して年間の自殺者数が毎年3万人を超える深刻な状況が続いています。警察庁の自殺統計によると、平成22年における自殺の原因・動機の1位は「健康問題」でした。その内の約60%が「精神疾患」であり、さらに、その内の約70%は「うつ病」といわれています。

「うつ病」は、精神障がいの中でも生涯有病率が約15%と最も高く、うつ病による自殺率も、全うつ病患者の10%〜15%となっています。

そこで、地域の人々が「うつ病」や「うつ病の可能性のある方との接し方」についての理解や基礎知識を身に付け、地域や職場、教育等の分野において“自殺のサイン”に気づいて、軽い症状のうちに専門医療機関の受診につなげていける人材を養成し、精神保健福祉活動の増進を図っていくことを目指して“こころの見守り隊”の養成講座を開催いたします。